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ACT(アクセプタンス&コミットメントセラピー)とは?

[2023.05.30]

 

アクセプタンス&コミットメントセラピー(ACT)は、認知行動療法(CBT)の一種で、心の苦痛や困難な状況から逃れるのではなく、それらを受け入れ、自分の価値に基づいた行動を取ることを重視する療法です。

 

ACTは、以下の6つのコアプロセスに基づいています:

  1. 認知の融通性:思考や感情を事実と混同せず、それらが単なる「経験」であることを理解する。
  2. 現在の瞬間に対する注意:自分が何を経験しているかに意識的に注意を向ける。
  3. 自己としての観察者:自分の思考や感情を客観的に観察する能力を育てる。
  4. 価値:自分が何を大切にするのか、何を追求するのかを明確にする。
  5. コミットされた行動:自分の価値に基づいて積極的に行動する。
  6. 受け入れ:避けるために戦うのではなく、困難な思考や感情を受け入れる。

 

ACTは、慢性疼痛、薬物依存、うつ病、不安障害など、様々な心的問題や障害の治療に有効とされています。

 

 

 

 

 

 

 

 

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