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休職中に友人に会ってもいい??

[2023.09.26]

 

【休職中に友人などに会うメリット・デメリット】

 

休職中に友人などと交流を持つことには、さまざまなメリットとデメリットがあります。

以下に、詳しくそれぞれを探ることとします。

 

 

メリット:

  1. 心のサポート: 人間は社会的な生き物であり、他者とのコミュニケーションは精神的な安定に大きく寄与します。友人との会話や共有する時間は、孤独感を緩和し、日常の問題や悩みを相談する場として非常に価値があります。また、相手の話を聞くことで、自分自身の問題が相対的に小さいものに感じられることも。

  2. 情報の共有: 休職中は会社の同僚や上司との接触が少なくなり、情報が入りにくくなります。しかし友人からは、自分の職種や業界以外の情報や、新しいトレンド、役立つ資格やスキルの情報などを得ることができます。

  3. 自分の状況を理解してもらえる: 休職の理由、感じている不安や期待などを友人に話すことで、あなたの現在の状況や感情を理解してもらうことができます。その結果、友人からの励ましやアドバイスを受けることができるかもしれません。

  4. 活動の機会: 休職中は自宅にこもりがちになることも。友人と会うことで外出する機会が増え、新しい活動や趣味に触れることができます。

  5. 生活リズムの維持: 休職中、特に固定の予定がない場合、生活リズムが乱れがちです。友人との約束や会う予定があると、その日の生活リズムや目的ができるため、有意義な1日を過ごしやすくなります。

 

 

デメリット:

  1. ストレスの増加: 休職の理由や自分の状況を繰り返し話すことは、反対にストレスや疲れを感じることがあります。また、友人が自分の状況を理解してくれない場合、むしろ傷つくことも。

  2. 比較の対象に: 友人が成功している、あるいは充実した生活を送っている様子を見ると、自分を劣等と感じ、自己評価が低くなることがある。

  3. 無理な活動: 休職中は体調や心の状態によっては、活動的に過ごすのが難しい場合があります。しかし、友人との約束に応じて無理をしてしまうことも。

  4. 経済的な負担: 休職中は経済的な制約がある中で、友人との外出での食事やエンターテインメントに関連する出費が増えることがあります。

  5. 期待と実際のギャップ: 友人との交流を通してサポートや助けを期待しても、それが満たされない時、失望感や孤独感を強く感じることがある。

 

 

休職中の友人との関わり方は、状態に応じて調整することが重要です。

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 


 

記事監修:おりたメンタルクリニック医師

 

 

 

 

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