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睡眠薬の依存性について

[2023.09.11]

 

  1. 物理的依存

    • 物理的依存は、薬物を一定期間使用し続けることで体がその薬物の存在に慣れてしまう現象を指します。このため、同じ効果を維持するためには徐々に薬の量を増やしていかなければならなくなることがあります。
    • 物理的依存が進行すると、薬を急に中止すると「離脱症状」が出ることがある。この離脱症状は、不眠、焦燥感、筋肉の痙攣、吐き気や頭痛などさまざまなものがあります。
  2. 心理的依存

    • 心理的依存は、薬物を摂取することによって得られる安心感や満足感に依存してしまう状態を指します。例えば、不安を感じるときや寝る前に必ず薬を摂取したいという強迫的な欲求が生じることがあります。
    • このような心理的な依存が強くなると、実際の体の要求量を超えて薬を摂取してしまうリスクが高まります。
  3. 依存の危険性が高い薬物

    • ベンゾジアゼピン系の薬やバルビツール酸系の薬は、他の種類の睡眠薬に比べて依存性が高いとされています。これらの薬物は短期間での使用が推奨されています。
    • 長期的な使用は、依存性のリスクだけでなく、副作用のリスクも高まることが知られています。
  4. 離脱症状

    • 特にベンゾジアゼピン系の薬物を急に中止すると、離脱症状として不眠、不安、震え、発汗、錯乱などの症状が現れることが知られています。重篤な場合、けいれんや心拍数の増加も見られます。
  5. 長期的な副作用

    • ベンゾジアゼピン系の薬物の長期使用は、記憶障害、注意力の低下、判断力の低下などの認知機能に影響を及ぼす可能性があります。また、これに加えて運転時の集中力の低下や日常活動における危険を伴うことも考えられます。
  6. 安全な使用

    • 睡眠薬の使用は、必要最小限の期間と量で、医師の指示のもと行うことが非常に重要です。自己判断での量や使用頻度の増加は避けるべきです。
  7. 代替手段

    • 薬物治療だけに依存せず、不眠の原因となる生活習慣やストレスを改善する方法も併用すべきです。例として、認知行動療法、リラクゼーション療法、生活習慣の見直しやストレス管理の技法があります。

 

 

不眠症の治療においては、薬物治療だけでなく、患者の生活習慣や心理的背景も考慮に入れて総合的なアプローチが求められます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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