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自己愛性パーソナリティ障害について

[2023.08.08]

自己愛性パーソナリティ障害(Narcissistic Personality Disorder、NPD)は、DSM-5(診断・統計マニュアル第5版)などの精神医学の診断基準に記載されているパーソナリティ障害の一つです。

 

この障害は、他者の感情やニーズを無視することが多い、強い自己愛や他者に対する優越感、認識されることや賞賛されることを求める強迫的な欲求などの特徴があります。

 

以下は、自己愛性パーソナリティ障害の主な特徴や症状をいくつか示します

  1. 強い自己愛:自分自身を特別であり、他者よりも優れていると信じる。
  2. 認識や賞賛を求める:過度な賞賛、注意、確認を常に求める。
  3. 他者を利用する:自分の目的や欲望を満たすために他者を利用する傾向。
  4. 同情や共感の欠如:他者の感情やニーズに対して無関心または無意識。
  5. 嫉妬:他者に対して過度に嫉妬し、また、他者が自分を嫉妬していると感じることが多い。
  6. 傲慢な態度:他者を見下す傾向があり、自分の価値観や信念を強制しようとする。
  7. 現実の認識の歪み:自分の能力や成果を過大評価し、失敗や批判に対して極端に敏感。
  8. 人間関係の問題:対等な関係を築くことが難しく、しばしば対人関係に問題を抱える。

 

自己愛性パーソナリティ障害の原因は完全には解明されていませんが、幼少期の育ちや遺伝的要因、脳の構造や機能の違いなどが影響していると考えられています。

 

この障害の治療には、認知行動療法や人間関係療法などの心理療法が主に用いられます。

治療の目的は、患者の自己認識を向上させ、他者との関係の築き方や対人スキルを向上させることです。

しかし、治療を受ける動機付けが低いため、治療を始めるまでのハードルが高いことがあります。

 
 

 

 

 

 

 

 
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