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睡眠時無呼吸症候群について

[2023.07.13]

睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea)は、睡眠中に呼吸が一時的に停止する病状のことを指します。

 

これは一晩に数回から数百回にも及ぶことがあり、一回の無呼吸の期間は数秒から数分まで続くことがあります。

睡眠時無呼吸症候群は睡眠の質を低下させ、日中の疲れや集中力の低下を引き起こす可能性があります。

さらに、この症状は高血圧、心臓病、脳卒中、糖尿病などのリスクも増加させます。

 

睡眠時無呼吸症候群は大きく分けて2種類あります:

  1. 閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA):これは最も一般的なタイプで、喉の筋肉がリラックスしすぎると空気の流れが一時的にブロックされることにより発生します。

  2. 中枢性睡眠時無呼吸症候群(CSA):このタイプは、脳が一時的に呼吸筋肉にシグナルを送るのを止めるため、呼吸が停止します。これは心臓の問題や脳卒中、高山病などの病状によって引き起こされることが多いです。

 

主な症状としては、いびき、息切れ、日中の過度の眠気、口の乾き、頭痛、不眠、注意力の散漫、イライタビリティなどがあります。

 

診断は通常、睡眠時の呼吸パターンを調べる睡眠研究(ポリソムノグラフィ)によって行われます。

治療はライフスタイルの変更(体重の減少、喫煙やアルコールの中止など)、陽圧呼吸器(CPAP)の使用、口腔内装置、あるいは場合によっては手術を含むことがあります。

 

もし睡眠時無呼吸症候群の兆候があると思われるなら、専門の医療機関に相談することをお勧めします。

 

 

 

 

 

 

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