労働安全衛生委員会について
[2023.06.20]
労働安全衛生委員会とは、事業所内で働く労働者の安全と健康を確保するための組織です。
これは、労働者と雇用主が共同で参加し、労働安全衛生に関する問題を協議し、解決策を見つけるためのプラットフォームです。
委員会は、労働安全衛生法に基づいて設立され、組織内での事故や労働者の健康問題を予防するための重要な役割を果たします。
委員会の主な役割は以下の通りです:
- 労働者の安全と健康を保護するための方針や手順を議論し、提案します。
- 事故や健康問題の原因を調査し、これらを防ぐための措置を提案します。
- 労働環境の改善を推進します。
- 事故発生時には、事故の原因を調査し、再発防止策を提案します。
- 安全教育や訓練の提供を推奨します。
一定規模以上の事業所においては労働安全衛生法に基づき労働安全衛生委員会を設置することが義務付けられています。
この委員会は、労働者側と使用者側の双方から選ばれた委員で構成され、労働安全衛生に関する重要な事項を協議します。
具体的な活動内容や運営方法は、労働安全衛生法や関連する規則、ガイドライン等により規定されています。